作業療法とは
皆さん、こんにちは。
コロナがなかなかおさまらず、人に中々会えない日々が続いています。
いつまでの我慢?と思われる方もおられるかもしれませんが、健康あってのことですので、気をゆるめず感染対策を徹底して過ごしていきましょう。
さて、希望や訪問看護ステーションでは、看護師、作業療法士、理学療法士、事務員が働いておりますが、リハビリを担当させていただくのは作業療法士と理学療法士となります。
今回は、作業療法士って何?をお伝え出来ればと思います。
作業療法とは?『作業』とは?
だれでも、「作業」している。
食べたり、入浴したり、人の日常生活に係る全ての諸活動を「作業」と呼んでいます。
セルフケア(着替えやトイレなど日常的な生活行為のこと)、地域活動、家事、仕事、余暇など。
「作業」はあなたと社会をつなぐ「接点」です。
作業療法の対象
「作業」で、社会とつながる。
病気やけが、もしくは、生まれながらに障がいがある人など、年齢に関係なく、日常生活に支援を必要とするすべての人が社会とのつながりと「作業」を通じて作ります。
こころとからだを
こころ:統合失調症や、気分障害 など
からだ:脳卒中、高次脳機能障害 など
人生のあらゆるステージで
発達期:注意欠陥・多動性障害、脳性麻痺 など
高齢期:認知症、骨・関節障害 など
作業療法の目標
3つの能力の維持・改善
作業療法は、基本的な動作能力から、社会の中に適応する能力まで、3つの能力を維持・改善し、「その人らしい」生活の獲得を目標にします。
基本的動作能力
運動や感覚、知覚、心肺や精神・認知などの心身機能
応用的動作能力
食事やトイレ、家事など、日常で必要となる能力
社会適応能力
地域活動への参加、就学・就労
その人なりの、その人らしい生活を「作業を通じて作っていきます。
(一般社団法人 日本作業療法士協会HP抜粋)
作業療法士は、人が生きる上で誰しもが必ず行っている作業にアプローチをします。
その幅は広く多岐に渡ります。
弊社のコンセプトは、
- 『利用者様の希望に寄り添い、その人らしい人生が実現できる支援を提供する』
- 『常に自分のやりたい事は何かを客観的に整理し、「できる」「できない」ではなく、どのようにすればできるのかを考え、実行する』 です。
希望や訪問看護ステーションでは、皆さん一人ひとりの希望に寄り添いながら。
作業療法士は作業という活動を介して、希望する日々の作業が。
本人様、ご家族様に希望を提供出来るよう心がけていきます。