塗り絵の効果
はじめまして、希望や訪問看護ステーション四條畷支所の小島です(๓´˘`๓)
9月、まだまだ暑いですが暦の上では【秋】という事で芸術の秋つながりで【塗り絵の効果】をテーマに書いていきたいと思います。タイトルは、ある番組にあやかり
『睡眠の質を上げる塗り絵の世界』
睡眠問題は5人に1人が悩み、60歳以上は3人に1人が悩んでいるそうです。多いですね。不眠症は既に身近な存在になってしまいました。
現代の人々は、昔と違い夜も電気があり働く時間が増え、ネットやTVといった必要のない情報も至る所から入ってきます。ストレスを感じる時間が増えているのです。嫌ですね。そうなると常に交感神経が優位に働き、休むための副交感神経がなかなか働けない状態になっているのです、、、交感神経と副交感神経が1:1のようになっているのがベストなのですが、皆さんは常に臨戦態勢をとっていると言っても過言じゃない状態になっているのです。それじゃあ休もうと思っても休めないですね。
それじゃあ、眠るためには休むための副交感神経を働かせる必要がありますよね。と言ってもどうすればいいのか?
副交感神経を働かせる方法は
- リラックスする
- 笑う
簡単に言うとこの2つです。しかし、意識すると以外に難しいですよね。そこで長くなりましたが、今回のテーマを一つお勧めします。
塗り絵が何故睡眠に繋がるのか? 不思議ですね?
塗り絵に限らずですが、眠る前に決まった行動をすることで眠りへの準備ができます。言うならば【眠る前の準備体操】です。
塗り絵もそんな準備体操として使えます。色を塗るそれは単調な作業を繰り返すことです。単調な作業は、脳への刺激が変わらない状態です。そうすると変化がないとみなし、睡眠へ誘うサインとして機能し始めます。教科書を読んでいたら眠い!みたいに(笑)。また、塗るものの世界に没入していくことで、嫌なことや考えすぎることを減らす効果があります。一つのものを塗りきるといった小さな達成感は喜びに繋がり、副交感神経は働き、眠りやくなっていくのです。
塗り絵が睡眠に与える影響が、高まってきたからこそ、今様々な塗り絵が出ているのを知っていますか?
塗り絵は子供が行うものではなく、大人こそが楽しんで行えるものになってきました♪
・子供っぽいものは嫌、本物のように塗りたい、そんな方には見本のある【大人の塗り絵】
・自分で考えて塗りたいわ、そんな方には見本のない【大人塗り絵】と【マンダラ塗り絵】
・自分で考えて塗るのが苦手、塗り絵も苦手、そんな方は【パズル塗り絵】
今はだいたい本屋さんで売られていることが多いです。
私は、本物のように塗ろうとすると逆に頑張ってしまうことや少しでも失敗してしまうと嫌になってしまうので、マンダラ寄りのファンタジーなものや和柄のものを選んで行うようにしています。皆さんも行うときは【楽しんで】行えるものに挑戦してみてくださいね。
ちなみにファンタジーなものや幻想的なものは非現実であるからこそより【夢】のように眠りに誘ってくれるそうですよ。
2022年9月 希望や訪問看護ステーション
四條畷支所:小島