“かくれ脱水症に注意!”
ジメっとした高温多湿の梅雨が明けると、ギラギラ太陽が照りつける猛暑の夏がやってきます!
まだ体が暑さに慣れていない梅雨明けから体調を崩す方も増えてきます。
特に高齢の方は体温調節機能が弱いために、熱中症のリスクが高まる傾向があります。
☆かくれ脱水症状について:
これは軽度の脱水症よりもさらに前の段階で、症状を自覚しないまま対策がとれていない状態を指します。特に高齢者はその状態から元に戻る力が弱く、通常の脱水症に陥りやすくなります。やがて、けいれんや意識障害など熱中症の重篤な症状を引き起こすことにもなりかねません。
こんな症状には注意!!☝
・唇や皮膚がカサカサしている
・頭がぼーっとする、のどが渇く、汗を大量にかく
・集中力が低下する
・立ちくらみがする
【軽度の脱水症】
頭痛、倦怠感、立ちくらみ、食欲不振などの症状が現れます。
【中等度】
嘔吐、めまい、乏尿(尿量が低下)などが現れます。それ以上、水分が喪失すると、血圧低下、循環不全など、命にかかわる重篤な症状をきたします。
また、血液の中の水分量が減り、血液がドロドロになることで脳梗塞や心筋梗塞の危険性も増します。
対策:
- こまめな水分補給をする
コップ1杯程度の白湯や水をこまめに飲みましょう。
- 食事から水分補給をする
味噌汁やスープなどを食事に取り入れましょう。
- 水分が不足しやすい起床後や入浴前後、就寝前は意識して水分を補給する
- エアコンをつけて室内温度を調整する
食事の面ではタンパク質(卵、肉、魚、牛乳など)、ビタミン、ミネラルが多く含まれている野菜、果実を摂取することが大切です。
キュウリ🥒やトマト🍅は水分が90%以上のため、おすすめです。
高齢者の方は体調の変化に鈍感になる為、体重の変化や、日中の活動時間も減少します。
今では自宅にいながらでも熱中症になる恐れもあります。
少しでも具合が悪いと感じたら無理をせず、涼しい場所で十分な休養をとり暑い夏を乗り切りましょう(^O^)/