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最近、疲れていませんか?

疲れと無縁の生活をしている人はほとんどいないでしょう。程よい疲れであれば、食欲や心地よい睡眠などにつながりますが、疲れが溜まるとケガをしやすくなる、体調を崩しやすくなる、気分が落ち込む、集中力が低下してパフォーマンスが落ちるなど、様々な悪影響を及ぼします。

 

疲れを溜めないためには、①疲れを予防する、②疲れはできるだけ早く解消する、

この2つが大切です。

 

 

「自分の疲労」を4つのバロメーターでチェックしてみましょう

➀脈がいつもと違う

 まず、疲れがない時の安静時の脈拍を測ります。通常、手首の内側の親指側に反対の手の指を当てると脈が感じられます。1分間の脈を打った回数を数えます。その回数を基準とし、それよりも大きく脈が速くなったり遅くなったりしたら、それは疲労のサインです。

運動した後などは脈が速くなるのは普通のことですので、安静時に測りましょう。

 

➁起床時間、就寝時間がバラバラ

 睡眠時間が短かったり、寝る時間、起きる時間がバラバラになっていませんか?これらがバラバラだと、脳や体の疲労回復に欠かせない副交感神経の働きが悪くなります。

 

③腰が痛い

 腰が張る、痛むというのは、単に腰だけが疲れているのではなく、体の複数の部位にダメージが溜まっているケースが多いのです。腰痛も疲れのサインです。

 

④「呼吸する場所」を間違えている

 胸だけで浅い呼吸をしていると脳や体に十分な酸素が行き届いていない可能性があり、疲れにつながります。また、胸だけで呼吸をしている人は、体を支える筋肉(体幹の筋肉、横隔膜等)を使えていません。そのため、体の中心を支えることができず、バランスが取れず、姿勢の歪みが生じます。

姿勢が歪むと使う筋が偏り、疲れやすくなるだけでなく、神経伝達にも悪影響を及ぼし、無理な動きになり、疲労やケガにつながります。

 

(山田知生著『スタンフォード式 疲れない体』より)